不思議の国とアリスのゲーム
男はアリスの前にいる人物からジャンプをして離れた。
「おまえがでてきたのなら、今日はもう引こう。
しかし、次はアリスを殺す」
そういうと男の姿は消えた。
あ、消えた・・・。
もしかして私、助かったの?
アリスは汚れるのもきにせずその場にへたりこんだ。
まあすでに泥まみれだったのだが。
「アリス」
頭上から声がした。
アリスはゆっくりとした動作で声の主を見た。
「あっ!?」
「あ?」
アリスは目を疑った。
アリスを助けたのは、紫色の髪の男だった。
黒のティーシャツにジーパンというラフな格好だった。
その男の頭には、とてもその容姿にはにつかわしくない・・・
猫耳がはえていた。
・