不思議の国とアリスのゲーム
†1 Memory†
ある日の午後のこと。
庭の木陰で、一人の少女が寝ていた。
少女の名は
アリス=リデル
金色の髪色をした腰まである髪、今は閉じられている瞳の色は、アクアマリン色をしていた。
姉を待っているうちに、アリスは心地良い風が気持ち良く、寝てしまった。
本来なら今頃は、家族皆で外にピクニックに行っているはずだった。
しかし父に急な仕事がはいり、秘書の母もその仕事へついていった。
自分達だけでも大丈夫といったが、アリスの家は国で五本の指に入る程の金持ちだった。
誘拐されたら大変なので、子供達だけじゃダメと却下されたのだ。
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