不思議の国とアリスのゲーム
門の前には門番らしき兵隊の格好をした人が、両側に一人ずつ立っていた。
アリス達が近づくと、持っていた槍をアリスに突き立てた。
「えっ、ええぇえっ!?」
あまりの突然なことにアリスは驚いた。
いや驚くを通り超してパニクった。
「お前は何者だ、名を名乗れ」
「や、ぅえ、ア、アリス=リデル、です」
アリス自信でもわかる程声は震えていた。
目には涙を溜めて引き攣った笑顔を出していた。
「アリス=リデル?聞いたことな「あのさ〜」
「なんだ・・・!!
チェ、チェシャ猫様!?」
え、様付け!?
アリスの態度とは違いチェシャ猫にたいしては様付けだ。
「な、何故ここに!?」
「どうでもいいけどさぁ、本当にアリスを知らない訳?」
腕組みをしたチェシャ猫はアリスに槍を向けている兵隊に言った。
いや知らないのって、私もこの人達知らないし!
ってゆうか助けて!!
そんなアリスをしってかしらずか、チェシャ猫は兵隊に話し続ける。
「アリス・・・って、本当に知らないの?」
「アリス・・・って!あの、アリス様ですかっ!?」
えっ、私も様付け!?
「そうそのアリス様」
チェシャ猫はニッと笑いながら言った。
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