不思議の国とアリスのゲーム





カチッ−








〜♪〜♪










もみ合っているといきなり男の腰についている時計がなった。









「あーっ!!もう時間がありませんねぇ。それじゃ・・・」








「きゃっ!?」










いきなりその男はアリスをお姫様抱っこしてもときた道を走り出した。













さっきから身勝手な男にアリスはイライラしてきた。





「〜っ、だから!!貴方は何なの・・・」










ヒョイッ−










「よ?・・・」











男はアリスを抱えたまま、庭にあいた穴に飛び込んだ。

















「きゃああぁあああぁっ!!??
ななななんで庭に穴があいてんのよ〜!!!」






「いいじゃないですか」










涙目で怒りながら叫んでいるアリスにたいして男は笑顔を浮かべていた。





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