不思議の国とアリスのゲーム
その言葉を聞いたアリスは、ハートの騎士にわからないように溜め息を小さくはいた。
「しょうがないわね。
シャルルに聞いてみるよ」
「本当か!?」
「でも、多分ダメだと思うよ?
今回はチーム戦だからシャルル、張り切って選んでるから」
立ち上がったアリスは話しながら扉まで歩いた。
「その時はその時だ」
アリスが引き受けてくれたのが嬉しいのか、ニコニコと笑っていた。
つられてアリスもニコニコと笑ってしまう。
「バイバイ、ナイトさん。今度遊んでね!」
そういうとアリスはドアを開けた。
「アリス様、ありがとな」
「いいよ!」
笑顔で部屋をでていったアリスは、早速女王に頼みに向かった。