見習い魔女とのLove
石の大きさは、ビー玉より少し小さい。




「この色は、あなた達3人の心を表しています。」


え?


「今は純粋な青ですが、誰かに恋心を抱くと、色が変わっていきます。
そして、その色が純粋な赤になったときは−」







「待つのは死だけ」


クイーンは微笑みながらも、目の奥は悲しげだった



でもそれは、しょうがない事


誰が決めたとかではなく、何千年も前からある




魔女達の掟



でもあたしには、こんな石付けなくても大丈夫


人間になんて絶対に恋に落ちない

あたしにはその自信がある

だって



そうでしょ?








−お母さん
< 12 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop