見習い魔女とのLove
忘れよう―・・



−★



「本当にいいの?」

「当たり前でしょ!今までもそうだったんだから、いいに決まってるじゃん!」


あたしのお母さんが姿を消した日から、ずっとレロナの家にお世話になっていた。



クイーンに挨拶をしてから、解散して各自の家に戻る。


ヤナタも一緒にいるって言ってくれた。

帰る家がないあたしにとっては、素直に嬉しい。



・・・けど、せっかく魔界に戻って来たなら、両親だって、ヤナタだって会いたいはず。

「じゃあ、明日魔界図書館で会おうね!」


そう言ってヤナタは帰っていった。
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