見習い魔女とのLove
ドキン−


「歩って俺の事、苦手?」

「え−」











何があったかは一瞬わからなかった



気づいたら..

歩が泣いていた


「あ..ゆ」



何を言っていいかもわからない。

名前を呼んだとして、一体何が変わるんだろうか?


「ごめん。気にしないでって..気にしちゃうよね。」



「いや..」


ただ側に居たかった。

ただ気になってしまって聞いた。



なのに




目の前で、一番笑っていてほしい子が




泣いている




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