JDKハルヤ 〜性同一性障害のモデル〜
「だから安心しなさい。アナタ、ナツキのこと好きなんでしょ?」





ナツキ君に似た鋭い眼差しで美咲ママはストレートに聞いてきた。





「今は、友達として、です」





「そう。―――ナツキがね、前に話してくれたことがあるの。女のコみたいな男のコに告白されたんだって。それ、アナタのことよね」





「はい。………たぶん」





バレてるよね。私の体が「オトコ」だってこと。





< 231 / 364 >

この作品をシェア

pagetop