JDKハルヤ 〜性同一性障害のモデル〜
「アナタ、ほんとうにモデルになりたいの?」





じっと見つめる瞳は、目ヂカラの強いマアサとそっくりだった。





「………はい。なりたいです」





その瞳に全てを見透かされてしまいそうで怖くて、小声になってしまった。





「読モはバイト代より安いけど、それでもいい?」





負けられない。





アタシは目標を見つけたんだ。





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