JDKハルヤ 〜性同一性障害のモデル〜
「今日のこと、お父さんに話したの?」





「いいえ。もう何年も話していませんし、これはアタシの問題なので」





「そうね。アナタがアナタらしく生きるために、私が力になれることは協力するから」





「はい。ありがとうございます」





「ただ、申し訳ないけど、


アナタのお父さんと知り合いの私では公平さを欠く恐れがあるからって、クリニックの方針が変わってね。


だから、代わりの先生を紹介するから。入って」





部屋のドアが開き、入ってきた女性は不思議な感じがした。





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