JDKハルヤ 〜性同一性障害のモデル〜
「総合的に見て、私はアナタがGID、性同一性障害であると認めます」





月極先生がテーブルの上に紙を広げた。





それは診断書で、細くキレイに並んだ文字でそう書いてあった。





「性同一性障害………」





重々しい名前だった。





< 276 / 364 >

この作品をシェア

pagetop