JDKハルヤ 〜性同一性障害のモデル〜
そう思いながら開けた扉はいつもより重く感じる。





バックヤードを抜けたフロアは紫色のライトに照らされていて、





まるでアタシを迎い入れたようだった。





赤でもない。





青でもない。





ちょうどその中間。





< 297 / 364 >

この作品をシェア

pagetop