JDKハルヤ 〜性同一性障害のモデル〜
第4話 「リエ」
第4話 「リエ」
「リエ!」
1-Bの教室では、もう準備が終わっていて後はお客さんが来るのを待つばかりだった。
「おかえり。ハル」
リエはホットプレートでお好み焼を焼いていた。
「ハルも食べる? みんな朝早かったから腹ペコなんだって」
「蓮井。マジウマいぞ。オマエも食えよ」
ナツキ君が紙皿からお好み焼を食べながら言った。
「リエは料理も得意なんだな」
「よく近所のお好み焼屋に家族で行くからだよ。てか山芋入れないなんてお好み焼じゃないね」
「リエ!」
1-Bの教室では、もう準備が終わっていて後はお客さんが来るのを待つばかりだった。
「おかえり。ハル」
リエはホットプレートでお好み焼を焼いていた。
「ハルも食べる? みんな朝早かったから腹ペコなんだって」
「蓮井。マジウマいぞ。オマエも食えよ」
ナツキ君が紙皿からお好み焼を食べながら言った。
「リエは料理も得意なんだな」
「よく近所のお好み焼屋に家族で行くからだよ。てか山芋入れないなんてお好み焼じゃないね」