JDKハルヤ 〜性同一性障害のモデル〜
「どうしたの? さっきから黙っちゃって。オレと話すのつまんないかな?」





アタシの視界を遮るようにジュンペーが顔を近付ける。





「そんなことないよ。話しててすごい楽しい。………アタシ、ちょっとトイレ行ってくるね」





少し息苦しかった。





アタシがここにいてはいけない空気に耐えられなくて、その部屋から逃げ出した。





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