tipe-DOLL【No.1007】
□Erica
薄暗い部屋で膝を抱える少女がいた。
肩で切り揃えられた黒髪、白い肌、金に近い薄茶色の瞳。
部屋のドアが開いた。
「時間だ。」
「はい。」
少女は立ち上がり、部屋を出た。
静かな部屋に鍵のかかる音だけが響いた。
肩で切り揃えられた黒髪、白い肌、金に近い薄茶色の瞳。
部屋のドアが開いた。
「時間だ。」
「はい。」
少女は立ち上がり、部屋を出た。
静かな部屋に鍵のかかる音だけが響いた。