tipe-DOLL【No.1007】
それからしばらくは穏やかな日々が続いていた。

相変わらず学校には遠回りして通わなければならなかったが、モンスターに遭遇することはなかった。

健は平穏な日常が戻ったことに安心していた。

しかし、頭の隅からあの日出会った謎の少女の存在は消えなかった。



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