君と共に...


1年後、あたしと貴士はT高校に入った。



また、中学の時みたいに



3人で一緒に学校まで行くんだ。




あたしは素直に嬉しかった。









あたしが家を出る。


貴士が出てきてあたしに笑いかける。


そして…



真向かいの家から陸が靴を履きながら出てきて



「おはよ」




って



眠そうに言うんだ。
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