【超短編】野球ボールに願いをこめて
「ボールに自分の願いを書くっていうのは
どう??
あ、でもお互い見せないこと!!
見るのは10年後な。」



「分かった。
あー10年後か・・・長いな。
もう俺たちも大人になってるころだな。」



「じゃ、卒業式が終わったら急いで
いつもの空き地に集合な。」


空き地とは俺たちが初めて会った場所でもあり、
いつもキャッチボールをしてた場所でも
あるんだ。




その思い出の場所に埋めたいと思ったんだ。








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