一年目からのLOVE
私は全てを、包み隠さず話した。
檜山君に告白されて、今日は返事をしないで。
といわれたことも。
あの時、すぐに返事しようとしたのに返事を拒まれ、それのせいで余計に混乱してしまったのだ。
「そう。そういうこと・・・か。
じゃっ! しょうがないな!
普通に、賢がしたことはイラつくしなんか嫌だけど、しょうがないよね。賢は正しいこと、してるんだもん。
私は賢のそういうところを好きになったわけだし♪」
玲奈・・・・・・
「ごめんね・・・?」
「理由が分かったから大丈夫よ。って・・・
アァーーーーー!!!」
玲奈が下を向いて叫んだのでつられて私も下を向くと・・・
「ぁっ・・・・・・」
玲奈のお弁当が下に落ちていた。