一線  死神は舞う
ヴィラは静かに立ち上がると、

礼儀正しく頭を下げてから話し始めた。



「デス・マスター様、

彼は拓弥。


私の今回の

仕事相手にございます。


死神の素質を見込み、

連れて参りました」




なんて丁寧な言葉遣い。



デス・マスターってのは、

それほどすごい人なんだろう。
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