一線  死神は舞う
少し裏道に入ったところで、

アリアが立ち止まった。


プレートには、

410号とだけ書かれていた。



「じゃ、俺はここで」


「あ・・・そっか」


「あとで来るから」


「・・・来なくていいですわ」



ザロクは笑顔で手を振りながら

そのまままっすぐ進んでいった。
< 171 / 325 >

この作品をシェア

pagetop