一線  死神は舞う
この山の向こうの低地に、

朱神宮殿

及び神殿領は広がっている」




「クレナマウンテンの先、

初めて参りますわ。


そんなふうになってるんですのね」




「・・・こんなに近いのに、

行ったことねぇの?」




「一般死神の仕事の中心は、

主に人間界だからな。


この世界を把握してるのは、

四天王以上じゃなかったっけ?」




「ふぅん・・・」




驚きのような、

納得のような、

よくわからない感じだった。

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