一線  死神は舞う
ヴィラが怒鳴った。





俺の思考回路は停止した。








それでもたじろう俺に、

ヴィラが再び声を張る。



「っ・・・拓弥!!


二人に何かあったら、

あたいが許さない!!



行け!!」
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