一線  死神は舞う
汗ばむ手で、

紅刀を強く握り直す。






・・・たのむぜ、相棒!!






薄暗い洞窟の中へ、

俺は勢いよく駆け出した。




振り返ることなく、

ただ

道なりに進んだ。
< 305 / 325 >

この作品をシェア

pagetop