一線  死神は舞う
いつもと同じような朝だった。



未美が

俺よりもほんの少し早く家を出た。



俺は鍵を抜いてポケットへ入れる。


未美の待つ道路へ

一歩踏み出した



そのときだった。







プーッ!!!!












目の前が

真っ暗になった。







未美が轢かれた・・・。








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