一線  死神は舞う
名をアリアというらしい。


ウェーブがかった低めのツインテールに、

甲高い声。





・・・嫌いなタイプだ。





自然と、

ヴィラにも目がいってしまう。



ヴィラは呆れたような顔付きで、

アリアの話を聞き流していた。





・・・いつものことなんだろう。



やがて俺の視線に気付いたのか、

ヴィラが口を開いた。
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