一線  死神は舞う
・・・話がわかんねー。


思ったときには口が開いていた。





「・・・紅刀って」




「あ、ああ。

悪かったな。


紅刀ってのは、

さっきお前に渡した刀のことだ」



「紅刀は死神の刀。

誰にでも扱える代物じゃないのですわ」
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