僕様王子に全てを奪われてⅡ
「こんにちは」
私は高波さんに声をかけた
高波さんは笑顔で私を見てくれる
嘘くさい笑顔…とついつい思ってしまうのは、彼が詐欺師だと私は知っているからだろうか?
知らなかったら、この笑顔に騙されていたのだろうか?
いや…騙されたいないと思う
相手にしていないと思う
だって…有栖川の笑顔のほうがいいもん
有栖川が笑ってくれるほうが嬉しいもの
この人の笑顔に、ついていくなんてしないと思う
「愛子ちゃん、会えてうれしいよ」
「私こそ
嬉しくて眠れなかったんですよ」
嬉しくはなかったけど…
うまくできるかって緊張で眠れなかったのは確か…
だって失敗したら
勇人さんに迷惑をかけてしまうから
それは申し訳ないよ
それに有栖川の教室にも悪い気がするから
私は高波さんに声をかけた
高波さんは笑顔で私を見てくれる
嘘くさい笑顔…とついつい思ってしまうのは、彼が詐欺師だと私は知っているからだろうか?
知らなかったら、この笑顔に騙されていたのだろうか?
いや…騙されたいないと思う
相手にしていないと思う
だって…有栖川の笑顔のほうがいいもん
有栖川が笑ってくれるほうが嬉しいもの
この人の笑顔に、ついていくなんてしないと思う
「愛子ちゃん、会えてうれしいよ」
「私こそ
嬉しくて眠れなかったんですよ」
嬉しくはなかったけど…
うまくできるかって緊張で眠れなかったのは確か…
だって失敗したら
勇人さんに迷惑をかけてしまうから
それは申し訳ないよ
それに有栖川の教室にも悪い気がするから