僕様王子に全てを奪われてⅡ
「お見合い…ですか?」
高波さんが驚いた声をあげながらも、目が僕を脅していた
愛子さんには婚約者がいて…僕には見合い相手の女性がいる
なのに、僕と愛子さんが付き合っている
脅し甲斐があると感じたのでしょうか?
それとも…口止め料としてお金をいくら請求しようか、計算中ですかね?
「ところで相談とは?」
僕は教室の鍵をしまいながら、鞄の中に入っているレコーダーの録音ボタンを押した
「ええ、お忙しいのにすみません」
「いいえ、とりあえず座って話をしましょうか」
僕は応接セットのソファを指でさした
高波さんと移動をすると、ソファに向かい合わせに腰をおろした
「実はこういうところを目撃してしまって」
写真を一枚、僕に差し出した
「ああ…これですか
僕と滝沢さんの…見られていたんですね」
僕が苦笑した
高波さんが驚いた声をあげながらも、目が僕を脅していた
愛子さんには婚約者がいて…僕には見合い相手の女性がいる
なのに、僕と愛子さんが付き合っている
脅し甲斐があると感じたのでしょうか?
それとも…口止め料としてお金をいくら請求しようか、計算中ですかね?
「ところで相談とは?」
僕は教室の鍵をしまいながら、鞄の中に入っているレコーダーの録音ボタンを押した
「ええ、お忙しいのにすみません」
「いいえ、とりあえず座って話をしましょうか」
僕は応接セットのソファを指でさした
高波さんと移動をすると、ソファに向かい合わせに腰をおろした
「実はこういうところを目撃してしまって」
写真を一枚、僕に差し出した
「ああ…これですか
僕と滝沢さんの…見られていたんですね」
僕が苦笑した