僕様王子に全てを奪われてⅡ
「…で、どの方なんですか?」
「私のボディガード兼家の執事」
「はあ…」
「名前は須山 元って言うんだ
今日も来てる
車の中で、待ってるはずだ」
「中は暑いから、外にいると思いますけど」
「どこだっていい
私の見合いが決まっても、顔色一つ変えないんだ
むかつく」
「いや…だから、それは気づいてない…じゃあ…」
キッと椎名さんが僕を睨んだ
はああ…やりずらい
…ていうか話づらい子だ
「私のボディガード兼家の執事」
「はあ…」
「名前は須山 元って言うんだ
今日も来てる
車の中で、待ってるはずだ」
「中は暑いから、外にいると思いますけど」
「どこだっていい
私の見合いが決まっても、顔色一つ変えないんだ
むかつく」
「いや…だから、それは気づいてない…じゃあ…」
キッと椎名さんが僕を睨んだ
はああ…やりずらい
…ていうか話づらい子だ