僕様王子に全てを奪われてⅡ
「聖子様の前だけでいいんじゃねえのかよ
本家で華道教室があるときに、遊びに行って仲良くしてる姿を見せれば…いいだけだろ」
「あ…そっか」
私の返事に、元が深いため息をついた
そんなに呆れるなよ
わたしなりに考えて行動してるんだから
失礼な男だ
「その服、もう着るんじゃねえ」
「え?」
「その服で、有栖川の馬鹿に抱きついただろ!」
「は?」
この服に何か問題があるのかよ
別に、いいだろ
暑いんだから
薄着だって
…って聖一郎を馬鹿って言うな!
「馬鹿って言うなよ
有栖川は馬鹿じゃない」
本家で華道教室があるときに、遊びに行って仲良くしてる姿を見せれば…いいだけだろ」
「あ…そっか」
私の返事に、元が深いため息をついた
そんなに呆れるなよ
わたしなりに考えて行動してるんだから
失礼な男だ
「その服、もう着るんじゃねえ」
「え?」
「その服で、有栖川の馬鹿に抱きついただろ!」
「は?」
この服に何か問題があるのかよ
別に、いいだろ
暑いんだから
薄着だって
…って聖一郎を馬鹿って言うな!
「馬鹿って言うなよ
有栖川は馬鹿じゃない」