君から僕が消えるまで
ピクニック
無知で純粋な子どもみたいに、
真実を受け止め接する事も出来ず、
卑怯でずる賢い大人みたいに、
論理的に受け止め、作り上げた行動や表情を与えられもしなかった。
しかし、何だかんだ
一番駄目なのは
いつも中途半端
惨めで、
格好悪くて、
自分には何も出来ない、と甘え縋っている己なのかもしれない。
―俺は弱くて
―いつも弱い自分を守る事ばかり考えて
―いつも大切な物が見えていない…
―大切な物は…
―【失ってから気ずいたって駄目なんだよ】