君から僕が消えるまで
快晴。
雲一つない青空が広がっている
気持ちの良い天気
朝七時、ケータイの目覚ましが鳴り目を覚ます。
カーテンを開けて天気を調べると、暖かい風が身を包む。
ふと、嬉しそうな彼女の笑顔が頭に浮かぶ、
きっと喜んでるだろうな…あいつ。
不思議だ。
彼女の事を考えると自然に笑顔になっている自分がいる。
そんな時ケータイの着メロが鳴る
未来だ…。
【ぉはョ☆起きてる?心配だったからメェルUちゃったぁ☆☆今日はチョ↑↑晴れてるョ♪ぢゃぁ☆遅刻Uなぃでネ★★】
文字を見るだけで、彼女が今どんな感じかわかる気がする。
【起きてるよ。今用意するから、また後でね。】
ちなみに、自分なりにこれでも頑張ってる方なメールである。
そんな事をしてるうちにもう待ち合わせの時間が来た。
待ち合わせ場所は学校の前の仙山線の駅である。
健一は皆が待つ駅に自転車をとばした。