君から僕が消えるまで
下手したら出張で俺が家に居ない事も気ずかないかもしれない。
でもそれを寂しいなんて思った事はない。
もう慣れてしまったのだ。
この長い年月…俺はずっと一人だったから…
「未来家簡単にオッケーしてけれたのぉ?」
「ん~頑張ってお父さんに頼み込んで来たの…早く帰るからって…そしたらいいって♪」
「結衣は~友達の家って言っちゃったぁ~♪」
「俺は海って言ったぜ♪」
二人は自慢気に自慢出来ぬような事を語っていた。
「健チャンは?」
「まぁ…俺もそんな感じかな…」
そう微笑んで、適当に交わして置いた。