トランプ王国物語
「結菜!そんな浮かない顔をしない!」
さっちゃんがバンッ!と私の肩を叩いた。
これが結構痛かったりする……
さっちゃんは加減てものを
知らない……
しばらくすると
チャイムが鳴った。みんなのろのろと席についていく。
「じゃ!そういうわけでよろしくね」さっちゃんが席に帰る際にニコッと笑った。
ゔ……有無を言わせない言い方だ。
私は何か遊ぶようなもの、家にあったかな?なんて事を考えながら授業を受けることにした。