トランプ王国物語
そんなある時、一人の姫が現れました。
背がとても高く、黒髪のその姫はなんともすばらい美貌を持っていました。
そして何とも不思議なドレスを着ていました。そんな彼女のドレスを見て、国の娘たちはうらやましがったそうです。
姫は自らの命もかえりみず、この王国をまた一つにつなげてくれました。
トランプ王国の住民たちはその姫にここにずっといてほしいと言いましたが彼女はとても美しい笑顔で「いえ、もう行かなければいけないところがあるので」と丁寧に断りました。
住民たちはとても残念がりましたが、彼女にお礼を言って、彼女を笑顔で見送りました。
以来、このトランプ王国の住民たちはとても幸せに過ごしましたとさ。