love forever
「優美、ちょっと待っててな。」
俺は優美を降ろすと優希穂を揺さぶった。
「優希穂、ほら。眠たいんだったらベッドで寝ろ。」
今は優希穂と優美、俺の3人で一緒に寝ている。
隣に優美の部屋があってそこにベッドは用意してあるけど、優美がこっちで寝たいと言ったらこっちで寝させている。
「ん…連れてってよ…」
「ほら、もう隣にあるんだから…んしょっと」
俺は優希穂をお姫様抱っこしてベッドにゆっくり寝かせる。
優希穂は「ん…」と言ってそのまま寝てしまった。
「優美、おいで」
俺はベッドに横になり俺と優希穂の間のスペースの所に優美を寝かせる。
「今日はまま、あまえんぼさんだったね」
「あぁ。そうだな」
「優美とおんなじ。」
「そうだなー優美とままは一緒だな」
「うふふふ。」
優美は目を細くして笑うと目を瞑った。
眠たかったんだろう。目を瞑ったと思ったらもう寝息を立てていた。
さぁ、明日も早い事だし、もう寝るか。
俺は夢の中で優希穂と優美そしてその隣に男の子がいて俺がいて、手を繋いでいる。そんな夢を見た。
何とも言えない程、幸せな夢だった。
次、生まれてくるのは男の子かもな…
-end-