love forever


まぁ、確かに昨日女の子と帰ったのは本当だよ。


でもあれは、夜遅くまで看病してて女の子が夜道を1人で歩くのはちょっと危険だと思ったからで…


もう、俺どうすればいいんだ…


真崎が余計な事を言うから…


「もう、おばあちゃん家行こうか優美。」


「うん。ばぁばのお家行く!」


「優希穂、そんなさー「進藤先生??」


俺らが話している所に入ってきた奴。


ソレは昨日送っていった女の子吉平朱里。


この子は俺の担当している患者、高杉奏の彼女。


毎日朝と夕方にお見舞いに来てて


それを2年もしているから、病院の先生とか看護婦とも仲がいい。


そして、俺ともね…


昨日は高杉奏が2年ぶりに目を覚ましたものだから嬉しくてずっと病院にいたんだと思う。


うちの病院はあさ7時からと夜は11時30分まで入っていい事になっている。


結構ウチの病院そういうところが適当だというか…


でも、面会時間が長いからという理由でこっちの病院に入院する患者も多い。


それはさておき、もう11時ごろだったから危ないだろ?


夜道に女の子を歩かせるのは。


だから、俺が送ってやった。


優希穂が…怖い…軽く誤解だよ…



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