love forever


でも…でも俺は宿ってくれた命を捨てる事とか絶対無理だ。

事故にあって、朱里に辛い思いさせて…

俺は命の有難さが分かっているつもりだ。だから…折角宿ってくれた命を無駄には出来ない。


「朱里、俺は産んで欲しいって思うよ。だけどおばさんの言うとおり、簡単な事ではない。

少なくとも俺達は高校生であって、養っていく事は不可能だと思う。でも、俺は産んで欲しい。」


俺の気持ちを素直に伝える。


「産んで…いい?私は産みたいんだ。辛いかもしれないけど…」


「分かった。産もう。丈夫な子、産もうな?」


「うん…」


朱里は目にいっぱい涙を浮かべていた。


そうか…それで今日元気がなかったのか。不安だったんだなきっと。。。。


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