隣の男子は秘密のイケメン君
それから30分ぐらいして琉生が仕事部屋から出てきた。
「あ、真理ちゃんいらっしゃい」
「お邪魔してま〜す」
イチ君が買って来てくれたお酒やジュースでとりあえず乾杯。
まずは琉生の正体を真理にカミングアウトします。
「真理ちゃん、俺歌書いてんだ。これとかこれも。信じてもらえる?」
「琉生、こう見えても作詞作曲家なの。普通信じられないよね」
真理は無言のままCDケースを眺めていた。
「真理ちゃん、信じてくれる?」
「真理?」
やっぱり信じられないのかな。
無理もないよね。
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