隣の男子は秘密のイケメン君
★瑠華★
「真理、ここなら大丈夫だよ。真理はイチ君の事好き?」
アタシは真理を違う部屋に連れ出した。
イチ君が居なければ、本当の事を話してくれるかもって思ったから。
「よくわかんないんだ。でもね、海でヤキモチ妬いたのは事実。あんなに踊り狂ったのは初めてだったもん」
「あれは凄かったね。ちょっと笑えたし」
「あれはもう忘れて。マジで恥ずかしいから」
あの時の真理は絶対忘れられないよ(笑)
「それ程イチ君の事好きって事なんじゃないかな。イチ君のどこが不安?」
「女癖悪いし、女友達いっぱいいそうだし。アタシはいつでも自分だけを見ててくれる人じゃなきゃ嫌。これってワガママなのかな…?アタシって性格悪い?」
真理は充分女の子だよ。
やっぱり女の子はいつでも自分だけを見ててもらいたいもん。
全然ワガママなんかじゃないよ。
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