隣の男子は秘密のイケメン君
アタシが話し始めようとした時、突然ドアが開いて…
「真理〜;;;」
そこには琉生とイチ君が立ってて、何故かイチ君の目はウルウル状態。
「もう他の子に目がいかないくらい真理が好きだっつーの」
「そんな証拠どこにあるの?」
「そこまで言うなら見せてやるよ。こっち」
イチ君は真理の手を引いて向かった先はトイレ。
ト、トイレ!?
するとイチ君は、自分の携帯をポケットから取り出し何のためらいも無くトイレに投げ捨てた。
それを見てたアタシたちは呆然。
イチ君は洗浄ボタンを押して、水を一気に流した。
そしてアタシたちはまたまた呆然。
まさかここまでするとは思わなかった。
「真理、これでわかってくれた?俺の気持ち」
「ダメだよ…早く携帯出さなきゃ…」
「これはもう必要ないからいい。真理だけでいいんだ」
「一樹〜;;;」
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