隣の男子は秘密のイケメン君

「瑠華ちゃんと何かあったか?」



さすがイチは鋭い。



「何だよいきなり」

「嫌な事でもあるんなら吐け。お前顔に出過ぎなんだよ」

「マジか…」



俺はさっき起こった出来事を一通り話した。



「寝言だとしても、それキツいな。なんか心当たりはねぇ訳?」

「ねぇよ。エリサの事だってもう済んだし」

「瑠華ちゃんにしてみれば、まだ何か引っかかってんのかもしんねぇぞ」

「まさか…」



エリサの問題はもう終わっただろ…。



ライブまで行ったんだし…。




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