隣の男子は秘密のイケメン君

「ごちそうさま。アタシ洗うよ」

「食洗機に入れるから置いとけ」

「わかった。ごめんね?」

「いいって」



またソファに座りテレビを見ていたら、コーヒーを入れてくれた。



コトッとテーブルに置き、琉生も隣に座る。



「あっ、ありがと」



なんか変な緊張感。



いつも隣の席にいるにね。



「瑠華」

「はい!」

「お前、今日から俺専用な」

「何それ。言ってる意味がわかんないんだけど」

「危なっかしいんだよ、瑠華は」

「どこがよ」

「俺じゃなかったら、お前とっくにやられてるぞ」



やられてる?



何を?




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