隣の男子は秘密のイケメン君

「何、やられてるって」

「ほら、わかってねー」

「だからどういう意味?はっきり言いなさいよ」

「うちだからよかったものの、彼氏でもない男んちで寝てんじゃねーよ。襲われてもしんねーからな」

「仕方ないじゃん…。気付いたら寝てたんだもん」

「何かあってからじゃおせーんだよ。後、ここに来たきっかけは俺の強制だったけど、そんなに仲良くねー男んちでものこのこ着いて行ってるんじゃねーだろうなー?」

「行ってないよ。そこまでバカじゃないし」

「ならいいけど。瑠華の事狙ってる奴なんか山程いんだから気をつけろよ?」

「はい…」



琉生からまさかの説教…。



「わかったならいい。送ってやる」



最後はそう言われて、琉生と一緒にマンションを出た。




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