隣の男子は秘密のイケメン君

で、唯一俺の正体を知っているのが親友の一樹(イツキ)。



通称、イチ。



ついイチに相談してしまった。



瑠華の事も全部話した。



「琉生、それは恋だな」

「おいおい、ちょっと待て。恋なんて山程して来たっつーの。俺だってそれぐらい気付くわ」

「今回はマジでマジなんじゃねーの?」

「意味わかんねーし」

「だからそれだけ本気だって事。今まで本気で付き合った事、お前あるか?」

「俺はいつだって本…気…。いや、ねーかも…」

「だから瑠華ちゃんにはマジ恋なんだって。あ〜あ、みんなの瑠華ちゃんが…」

「いつからみんなのになったんだよ…」

「前から!」



俺が瑠華をね〜。




.
< 26 / 153 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop