隣の男子は秘密のイケメン君

失恋ね〜。



じゃあ最近まで男いたって訳か…。



って俺、何ブルーになってんだよ。



まだ好きかどうかもわかんねーのに。



「てか腹減らね?琉生くん、メシ作って」

「はいはい。瑠華も食ってけな」

「うん。ありがと」



こうして俺はメシを作る事になった。



冷蔵庫にある物で適当に〜って



「おい!」

「えっ!?どうした?急に」

「いや、何でもねー」



俺は、無意識に叫んでいた。



だって二人の座る距離が近過ぎんだよ。



もしかして、これって嫉妬ってやつ?



まさかイチに?



いや、それはありえねーだろ。



しっかりしろ、俺!




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