隣の男子は秘密のイケメン君
話しに盛り上がっている二人を置いて、俺は風呂に入った。
イチだから瑠華と二人にしておけるけど、他の奴なら絶対無理だろう。
それだけイチには信頼がある。
風呂に入ったら、少し気持ちも落ち着いた。
ジャージの下だけを履いて、リビングに戻ると
おいおい…
何やってんだよ。
何でテーブルの上に酒なんか置いてあるんだよ。
「キャハハハハ!ヤバイヤバイ〜!」
ヤケにハイテンションだし…。
もしかして酔ってる?
「お前ら、俺が風呂入ってる間に何やってんだよ」
「おー、ほらお前も飲め。風呂上がりは最高だろ」
「イチ、お前が飲ませたんだろ」
「まぁ、嫌な事があったなら酒でも飲んで忘れろみたいな?でも瑠華ちゃん酒弱すぎたみたい。後、何とかしてやれよ。じゃ、俺か〜えろ」
「おい!!」
本当に帰りやがった…。
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