隣の男子は秘密のイケメン君
ムキになってる自分もおかしいよ。
相手が琉生だからなのかな。
「アタシ、もうちゃんと忘れたよ?琉生といたらいつの間にか忘れちゃってた」
「じゃあ昨日言ってたのは何だったの?」
「酔ってたからわかんないけど、頭にきてただけじゃないかな…。」
「じゃあその気持ちが本当かどうか、俺と試してみねぇ?」
「どうやって?」
「俺のになれよ」
琉生はバカだよ…。
そんなのとっくに…。
「アタシは琉生専用だよ?だからもう…」
一緒に起き上がってた琉生に体を引き寄せられ、唇を塞がれた。
いきなりでビックリしたけど、これでアタシの気持ちもはっきりしたよ。
今まで曖昧だった気持ち。
アタシ、今ドキドキしてるもん。
だから琉生のキス、ちゃんと受け入れるよ。
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